なぜお金は貯まらないのか

あたり前のことですが、貯金に回すお金を増やすためには、収入を増やすか、支出を減らすしかありません。しかし、収入を増やす方法となると、副業で稼ぐ?アフィリエイトやオークション?それとも投資?投資は元手が必要なので、貯金が無い人にとっては本末転倒?だったら転職する?宝くじで一攫千金?など、なかなか困難なハードルがつきものです。

【お金が貯まらない人】:毎月できるだけ節約をして、余った分を貯金に回している

これは誰でも一度はするであろう決心ですが、挫折して終わった人も多いはず。
「できるだけ」節約、「余った分」を貯金というあいまいな決心はなし崩しに終わってしまうもの。

 

ではいったいどうすればお金は貯まるようになるのでしょうか?ということで、まず逆説的ながら、「お金が貯まらない人」の特徴を改めて整理し、そこから貯金の方法について考えていくことにします。

貯金のためには「支出のコントロール」

隣席にいるマネチエ編集長もそうなのですが、私の周りの自称「お金が無い人」に、「毎月そんなに、何に使ってるんですか?」と尋ねると、決まってこんな回答が返ってきます。「いやー、何に使ってるのか分からないんだよねー。なぜか、ない!」と。

そう、あろうことか、何に支出しているのかを把握していないようなのです。完全に無頓着!それだけ生活に余裕がある、ということかもしれません(うらやましい)が、それではお金が貯まるわけもなく。。。

 

こういった人たちは少数派だとは思いますが、いずれにせよまず、支出をコントロールすることが重要です。そのため、支出をコントロールするための考え方を最初に整理します。本記事では、下記2つのステップで整理・推敲していきます。

 

❖ Step 1:支出の種類を分類する

❖ Step 2:各項目における対処方法を記載する。

 

貯金簡単な方法

 

お金の出入り、「見える化」手法

 

変動費を適正にするためには、まず見える化が必要となりそうです。その方法を見てみましょう。先述のとおり、マネチエ編集長はもうこの時点でつまづいてます・・・。「去年のボーナスは何に使ったんですか?」と聞くと「うーん、わかんないんだよねー。掃除機は買ったけどねー」という具合で、管理できてない人の典型だな、と思いました・・・。

 

❖ 見える化方法A : 家計簿をつける

最近では多種多様な家計簿アプリがあり、簡単に使えるものから高機能なものまでいろいろなものが利用可能です。見える化がままならない人は、まずは用途に合わせて使いやすそうなアプリから始めて習慣化を試みましょう。

 

❖ 見える化方法B : 工夫する

家計簿アプリは苦手、手書きの方がテンションが上がる!という方は、「33日やりくり」という方法もオススメです。  

 

❖ 見える化方法C : クレジットカード+電子マネー払いにする

何にいくら使ったか分からない理由として、現金による支払いだから、という部分もあるでしょう。であれば、現金を極力使わずにクレジットカードでの支払いにしてしまい、後で明細を見返して、どこでいくら使ったのかがわかるため、大まかな使途を整理する、というのも一手です